10万キロオーバーの中古車を買ってみた感想

10万キロオーバーのルノー【ルーテシア:ルノースポール2.0】購入記

10万キロオーバーのルノー【ルーテシア:ルノースポール2.0】を所有していた知人に故障・清美状況などを聞いてみました。
ルノーといえばフランスの車。輸入車 = 壊れやすいというのが常識ですが、いかがなものでしょうか?

ルノー【ルーテシア:ルノースポール2.0】の購入状況

ルノースポール2.0

平成13年登録の中古車で購入時は68,000kmで、153,000kmまで乗り、廃車にしました。
輸入車を扱うディーラーの知り合いから平成15年12月に購入してから平成21年1月まで、5年1ヶ月所有していました。(購入価格:150万円)

主に通勤での使用ですが、月に1〜2回長距離ドライブをしていました。年平均で18,000kmを走行していたと思います。

運転が面白いと思える車でした。車体が小さい割りにトルクが太くすごく早く感じましたよ。
山でコーナーを攻めて走っても楽しい車でで、京都、神戸、箱根、横浜と色んな場所にドライブしました。

ルノー【ルーテシア:ルノースポール2.0】を購入時から手放すまでの整備・故障状況

下記の3点は基本の整備です。

  • 走行距離が多いため3ヶ月から半年で交換。
  • 2回目の車検時にタイミングベルトとウォーターポンプを交換。
  • 車検時には消耗品は全て交換です。

以下は故障の状況です。箇条書きで、上から順に故障した内容です。
本当によく故障したので修理代いくら掛かったかよく覚えていないのですが、年間20〜30万掛かっていた気がします。

  • アクセルを煽るとゴトッという音が発生しだしました。エンジンマウントが1つ切れていました。修理工賃70,000円ぐらい
  • ラジエーターの上から冷却水が漏れました。修理工賃10万円ぐらい
  • エアバッグのランプが点灯、シートベルトの受け金具の配線が接触不良。ハーネス修理9,000円
  • 「ファンベルトが外れる可能性あり」とリコールの手紙が届きディーラーへ出かけお店の前で見事にベルトが飛びました。修理代0円
  • マフラーの触媒の後ろ辺りから排気ガスが漏れている音が発生。この修理はサービスで溶接してもらいました。工賃0円
  • バッテリー上がりを頻繁に起こすようになる。社外ドライバッテリー不良、自分でボッシュのバッテリーに交換しました。30,000円位
  • 100,000km過ぎた辺りで、リアから何がが踊っている音が発生。リアのマフラーを支えているブラケットを交換。修理工賃40,000円ぐらい
  • エンジンが突然かからなくなった。クランク角センサーの不良、交換。修理工賃30,000円ぐらい
  • エアコンが効かなくなる。エキスパンションバルブ不良。修理工賃50,000円ぐらい
  • 右のパワーウインドーが閉まらなくなる。右ドアパワーウインドーレギュレーター破損65,000円ぐらい

ただでさえ輸入車なのに、10万キロをオーバーするとこれくらいの故障は仕方ないかもしれません。
さすがにやってられなくなり15万キロ程度で廃車にしました。

ルノー【ルーテシア:ルノースポール2.0】を購入する?

ルノー【ルーテシア:ルノースポール2.0】を所有していた知人へのインタビューは以上になります。
やはり輸入車は故障が多いですね。

10万キロオーバーの輸入車を買うのは勇気がいります。
私も4万キロ10年落ちのBMWを所有していましたが、毎年修理費が20〜30万円かかるような修理をしていたように記憶しています。
ゴム系の劣化が激しく、走行距離はそれほど行ってませんでしたが、故障はつきものです。
走行距離だけでなく年式が古い輸入車にも気をつけたほうがいいですね。

輸入車を購入するならそのメーカのディーラーで購入することをおすすめします。
ちなみに私自身、いまでは、日本車に乗っています。

私はガリバーでよく日本の中古車を売買していますが、ガリバーなら保証もしっかりしていますし、全国各地でメンテナンス・保証を受けることができます。信頼出来るショップです。ガリバーは全国展開しているので旅先でのトラブルがあった際に安心ですね。
短期間で乗り換える場合も、またガリバーで取引をすれば常連さん扱いをしてくれると思います。

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