10万キロオーバーの中古車を買ってみた感想

10万キロオーバーのRG1ステップワゴンって大丈夫?

10万キロオーバーのRG1ステップワゴンに乗っている方にインタビューしました。
10万キロを超えている車って大丈夫でしょうか?

10万キロオーバーのRG1ステップワゴンについて

・初度登録年月: 平成18年6月
・購入時: 124,011km、現在: 173,039 Km ⇒ 約50,000kmを走行
・購入日: 平成25年10月31日 ⇒ 現在までに約4年間
・街の中古車販売店で中古車として購入
・ホンダステップワゴン、型式: RG1、グレード: G、購入時の価格: 車検2年付き約50万円

10万キロオーバーのRG1ステップワゴンの使用用途


妻が通勤と子供の保育園等の送り迎え、買い物等で週5日使用、他に家族での買い物、外出等で休日に使用し、月間の走行距離は約1,000kmです。

10万キロオーバーのRG1ステップワゴンの購入から現在までの修理状況


1.助手席側パワースライドドアのワイヤー破損
購入時点で、電動スライドドアの動きが渋く、カックン、カックンと、特に坂道などで動きが渋い感じでした。一度ホンダディーラーに見せに行ったところ、ワイヤーのグリスアップで様子を見てくださいということに。
RG型のステップワゴンの場合、2列目のシートベルトのバックル差し込み部分がスライドドアに挟まりやすく、それを何度も繰り返すと、スライドドアの破損につながります。そういったシートベルトの挟むことを何回か繰り返したのち、購入後1年程度でスライドドアが動作不能に陥りました。ホンダディーラーに持ち込んだところ、ワイヤーとローラーの交換が必要となり、工賃込みで1.5万円の修理となりました。10万キロ超えのスライドドア付きの車を買う場合、スライドドアの動きをよく観察することが大切です。

2.給油口レバーにつながるワイヤー破損
購入後3年程度で、給油時に給油口を開けることはできても、給油口の蓋を手で押しても、ロックがかからなくなりました。ホンダディーラーに持ち込んだところ、給油口レバーにつながるワイヤー破損で、こちらも工賃込みで1.5万円の修理となりました。

3.フロントブレーキローター左右交換
購入時点で、高速走行時にブレーキを踏むとジャダーが発生していました。フロントのブレーキローターが摩耗時、レコード盤のようにギザギザの段差が付いたことが原因です。そのままの状態でも乗れなくはありませんが、安全を考慮して、フロントブレーキローターを交換しました。こちらは工賃込みで5万円の修理となりました。

4.パワーステアリングフルード交換
購入後1年程度で、アクセルを踏むと「ウィーン、ウィーン」という異音が発生するようになりました。同時に、ハンドルが重くなり、特に駐車時の切り返しで腕が痛くなるくらいでした。これはこの時期のホンダ車に共通する故障で、パワーステアリングフルードの劣化によるものです。こちらについてはホンダ純正のフルードをネットで購入(4,000円)し、DIYで交換して完治しました。

10万キロ超えの中古車の購入を検討している人へのアドバイス

日本では、10万キロ超えの中古車は特に相場が一気に安くなる傾向にあります。注意すべきことは、その10万キロ超えの車をあと何年乗るつもりで購入するのかということです。
購入後2年で手放すつもりであれば、メンテナンスに多額の費用をかけて、部品を新しくするのは費用対効果の観点でおすすめできません。だからこそ、購入時点でタイヤの溝がちゃんと残っているもの、ブレーキパッドの厚みがあるものを選ぶ必要があります。
逆に、購入後4年以上の期間保有するつもりなら、タイヤやブレーキパッドは新品に交換すると割り切って、その分少しでも安い中古車を探すほうがお得になります。

10万キロオーバーのRG1ステップワゴンを購入する?

10万キロオーバーのRG1ステップワゴンを所有している知人へのインタビューは以上になります。

自動車の寿命は10万キロという都市伝説を聞いたことがあるかもしれませんが、10万キロなんて余裕で走行できるようですね。

そうは言うものの長く乗っていればいつかは故障やトラブルがあるかもしれません。
そんなときは信頼出来るショップでケアしたいものです。

私はガリバーを利用していますが、ガリバーなら保証(有料)もしっかりしていますし、全国各地でメンテナンス・保証を受けることができる信頼出来るショップです。
ガリバーは全国展開しているので旅先でのトラブルがあった際に安心です。

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