10万キロオーバーの中古車を買ってみた感想

10万キロオーバーのCVT車って大丈夫?

CVTはATやMTに比べて、歴史が浅いです。
なので、CVTの耐久性に不安を抱いている方も多いようです。
そのような不安を解消すべく、車に詳しい方にCVTについて意見を伺ってみました。

意見1:中古車販売員

CVTの寿命については長らく問題視されてきましたが、特に初期のCVTにおいてはスポーツ走行のような高負荷での耐久性に問題があったことも相まって、CVT=耐久性が低いという認識が広まってしまった歴史があります。

しかしながら、近年は技術の向上の甲斐あってCVTの耐久性は向上しています。

通勤、買い物等の日常の使用であれば耐久性を気にする程のものではないと思われます。

ただ、現在の最新車種においても大排気量・高出力エンジンを搭載したモデルには一部を除いて従来型の多段式ATが採用されている現状を見るに、高負荷時の耐久性についてはさほど向上していないと感じます。

そして、15万キロ以上をノートラブルで乗ろうとするのであれば、ATフルードの交換が必要なようにCVTフルードの交換も定期的に行うべきだと考えます。
CVTフルードの劣化はメタルベルトの破損に繋がるといった事例もあるようです。

意見2:サーキットでレースを楽しむ車好き

CVTはATに比べると耐久性で劣る、また故障が多いというイメージはあるかもしれません。
しかしそれは、CVTが市販され始めた時の話しです。

でも現在はその問題点も改善されてきており、信頼性や耐久性についてはATと同レベルまで上がっております。

但し、CVTはATと比較すると部品点数が多い為、日頃のメンテナンスに気をつける必要があります。
そんなに神経質になる必要はありませんが、少し気をつける程度で大丈夫です。

運転性能については、CVTの最大の特徴であります無段変速感から、知らず知らずのうちにスピードがでてしまっているという事もありますので、その点は気をつけるべき点です。
CVTに限らず、現在の日本車はメンテナンスをしっかりとしてれば30万キロは現役として走れると思います。

CVTについても心持ちメンテナンスをしっかりしておけば、問題なく30万キロは走破できると思います。

意見3:オイル交換・タイヤ交換などは自分でやってしまうDIY車好き

現在の軽自動車の約8割以上がCVTを搭載しておりますが、かつてCVTはベルトとプーリーが損傷しやすく耐久性が低く壊れやすいと言われていました。
しかし最近のCVTは耐久性も向上しているので問題はないと思います。

寿命は走り方で決まると思います。
例えば年間走行距離が多い場合(シビアコンディション)やスポーツ走行ような過激な走行を行っている場合は、CVTの寿命を縮めたり、壊れやすくなるということはあるようです。

しかし普段使いであれば特に問題が起こることはないと言われています。
定期的にメンテナンスを確実に行っていて問題が無ければ、普段使用で利用する範囲では問題が無いと言われています。

また、各メーカーはCVTに対して10万キロ程度の耐用年数があると言っていますが万が一、CVTが故障してしまった場合には、車を動かすことが出来なくなってしまう事からも出先や急に車を使用する際にはとても困る事になってしまいます。

故に、CVTの不具合の目安と言われる内容が以下にあります。

  • 異音が出たり振動音がするジャダー現象
  • 発進時のノッキング現象
  • 発進時や走行中にミッションが滑る
  • Dに入れてもすぐに発進しない
  • Rに入りにくい、入らなくなった
  • 異音がする
  • 走行中に動力が抜ける
  • 高速走行中にパワーが出ない(出にくい)

これらの現象が出た場合は、すぐに点検を受けるのが良いです。
車両状況等を確実に確認して不具合が出ていないのかどうかを確認し、もし出ていたならば適切な対応を整備工場などに依頼する必要はあると思います。

意見4:自動車整備士

私は日産のノート1500に10万キロ乗りました。
タイミングベルトは1回だけ交換しましたが、他はCVTフルードを2回交換してまだまだ、乗れそうな状態で、燃費が新車の時に15km/ℓだったのが13km/ℓに落ちたくらいです。

パワーはや走り(狭いワインディング)で特にやれた感じは全くありませんでした。
ネットでも調べましたがCVTだから15km以上乗ることに関して普通に大丈夫なことみたいで、20万km、30万kmくらいを想定されて製造されているようです。

実際に日本車はロシアに行ってから何十万kmと走るようです(修理の人件費が安いので)。
気を付けるべきはシフトダウンでエンジンブレーキをきかす走り方や急発進を避けることです。

これはCVTの金属ベルトが痛みCVTが壊れるとい致命的な出来事になるからです。
15万kmと言わず、20万kmくらいCVT車で走ればいいと思いますが、急の付く動作は全てやめておいた方がいいです。
シャシー、サスペンションいたるところが傷みますので。

10万キロオーバーのCVT車を購入する?

自動車の寿命は10万キロという都市伝説を聞いたことがあるかもしれませんが、参考になりましたかね?

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